結局ウェブが発展していく事で、筆者曰く頭の良い人の議論、とやっぱり現れる誹謗・中傷だらけの人の議論、両方激しくなっていくわけで、むしろ自分も含め一般的な使い方をする大部分が後者に属しているわけです。そんなリアルなウェブ上での出来事をニュースサイトの運営当事者として、まとめてくれてます。
●ネットヘビーユーザーは、やっぱりそれをするだけの時間がある
●ネット上ではテレビネタがはやる⇒やっぱり組み合わせとしてはいいんだろーなー
●企業はネットに期待しすぎるな/ネットはあなたの人生を何も変えない⇒この辺はいろいろと見解がありそうで、自分自身、ある程度企業の広告活動においてネットというメディアが重要な位置づけになっていると思っているイチプランナーであるし、売上げと広告活動の相関関係をモデリングしてみても、もちろんTVメディアの力と比べればおとりはするものの何のインパクトも無いとは言いきれない。またウェブ環境によって人々の生活行動習慣は確実に変わっていると思う。
理想と現実、ネットの使われ方には両者に大きな隔たりがあるけど、それを理解できていれば、やはり今後ネットがコミュニケーション活動において重要なものを担っていくと思う。
ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)/中川淳一郎
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